＜目次＞

1. 手の爪を切るときに足を使うという選択肢！
2. 足を使って手の爪を切る時に必要なこと
3. 爪切り関連の自助具
4. 関連動画
5. この情報への評価・SNSのフォロー・コメントはこちら

　

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1. 手の爪を切るときに足を使うという選択肢！

脳卒中を含めた何かしらの要因によって，片手で爪切りを行うことが求められる状況において，困っている方にとっては，1つの選択肢を提供することができるかもしれません．それは，「足を使って，手の爪を切る」という方法です．

自助具を使って行うことも良い方法ですが，道具を使わずに行う方法もあるということを伝えられれば良いかと思います．

もちろん，この足を使って手の爪を切る方法を行えるようにするためには，からだの柔らかさなどの確保や，環境的工夫を行うことが必要になります．実際に，足を使って手の爪を切る様子を，ご覧ください．

2. 足を使って手の爪を切る時に必要なこと

　

▶︎ 工夫が必要になること

足を使って爪切りを操作して，指の爪を切るこをと実際にやってみて気づくことは，3つのことです．

　

1）安定した姿勢で行えるように，もたれて行える環境を作る

この方法を行うためには，爪切りを操作を足の裏で行わなければいけません．そのため，足を体操座りのように目一杯曲げる必要があります．後へ倒れないように背もたれがあったり，場合によっては，麻痺側にも姿勢が崩れないようにもたれられる環境にして行う環境の工夫をしておくと安心かと思います．

　

2）足首がしっかり反れるように，足首は柔軟な方がやり易い

実際に爪を切っている動画を見ていただくとお分かりかもしれませんが，爪切りを足で踏まないといけないので，それなりに足首を外らせる必要があります．この動画で実施した感想としては，足首を最大まで反らせておこなっているので，終盤は足の筋肉が疲れる感覚がありました．

この改善策としては，爪切りを小さいものに変えると良いのではないかと思いました．　　　　　　　

　

3）爪切りが倒れないように，安定させる工夫が必要　

丸型の爪切りが最近では販売されているので，それらを使ってみると行い易い気がしまします．実際に丸型の爪切りを使って実施してみて，その結果を共有したいと思います．

足で爪切りを使い，手の爪を切る方法を行うためには，「小さい」「倒れない安定した」爪切りを選択して行うとよりやり易い状況になると思われました．この工夫によって，足首を大きく反る必要もなくなるので，一石二鳥かもしれません．

3. 爪切り関連の自助具

　
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よく紹介される片手でできる爪切りの自助具は「ワンハンド爪切りIII（ウカイ利器）」です．

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ワンハンド爪切りも，膝くらいの高さで使用すると諸々使い易いです．
実際の使用場面についても，後日動画で紹介してみたいと思います．

4. 関連動画

4-1.　非麻痺手の爪を短くする

脳卒中サバイバーの方々の非麻痺手の爪を短く整える方法

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