伸びてくる爪を整える
脳卒中サバイバーの方で麻痺手で爪切りを扱うことが困難な場合,非麻痺手の爪を整えることに困る場合があります.手段としては,身近にいる人に切ってもらう,自助具で爪を“切る”方法.他には,爪を“削る”ことで短く整える方法もあります.
爪を削って短く整える方法
爪を削ることで短く整える方法には,大きく2つの方法があります.
1.麻痺手を使う方法
2.麻痺手を使わない方法
1. 麻痺手を使う方法
麻痺手を使う方法としては,爪を削る道具「爪切り」,または最近売られている電動の爪切りを麻痺手で握り固定する方法です.
電動のものは手早く行える場合があり便利なのですが,爪切りの場合には,様々な向きに対応できるので,握ったりして抑えることさえできればより多くの方に適応できるのではないかという印象があります.
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2. 麻痺手を使わない方法
麻痺手を使わずに,爪を短く削るには爪切りを固定するための+αの道具が必要になります.その1つとして紹介するのが,「両面テープ/マット」を使った方法です.
簡単にいうと,「爪やすりで削る」という方法です.今回の動画では,既存の爪切りを机の角に貼り付けて行ってますが,爪やすりだけ机などに貼り付ければ主旨は同じです.
この方法を行う時にポイントだと感じたことは,正面につけるよりも,L字になるようにやすりが着けることです.そうすることで,爪の左右の脇の部分を削るときに便利です.
関連商品
動画で使用したものとは異なりますが,類似の商品です.
OTOKU 両面テープ (3cmx0.2cmx1m) 約750円
麻痺手側の爪も伸びてくると掌に食い込んでしまい辛い思いをされていることもあるので,また,別のページでご紹介したいなと思います.
そして,最後に,爪切りに関する自助具を紹介します.
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自助具を使う方法
爪切りの自助具として紹介されているものの多くは,以下のようなワンハンド爪切りが多いと思います.同様の仕組みのものを,3Dプリンターを使って作成しているのも目にするようになりました.
使ってみての感想としては,確かに片手で切ることができる便利な道具だと思います.親指の爪を切るときに姿勢の工夫がいる感じがあり模索しています.
自助具とまではいきませんが,ハサミのように爪切りを指にひっかけるよにできれば,麻痺手を使いながら爪を切ることができる方もいらっしゃるかもしれません.
そして,最近では「自動」で爪が切れる商品も販売されています.
ネイルケアのように「削る」商品は多く出ていますが,「切る」商品はまだまだ少ないようにみています.国内販売はされておらず,まだ実機で使用感を試してはいませんが,ClipDifference Proという商品は有益かもしれませんので,また使用してみた上で紹介したいと考えています.
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