脳卒中サバイバーによる立位での上着の着脱

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どんな姿勢で服を着るか?

脳卒中を発症してから間も無くリハビリテーションが開始されます.それと合わせて身の回りの活動も可能な範囲で実施するようになっていきます.その中で,上着を着ることは,食事や,整容(歯磨き,洗顔,洗髪など)についで,独力でできる可能性が高い生活行為です.
 

上着を着る動作としては,以前に紹介したような手順を確認しながらセラピストと一緒に実施していくことが多いのです.その際の姿勢を考えてみると,「座って」行っていることが多いです.その背景には,その時にはまだ立ちながら動作をすると,徐々に運動麻痺がある側の膝が曲がってきてしまうなどの理由で,姿勢が不安定であったりすることが要因としてあったりします.しかし,その結果,座って上着を着替えることができるようになると,着替えられるようになったと判断してしまうことが多いです.
 

しかし,脳卒中サバイバーの方の発信で気づかされたことですが,実際に服を着替えられていても,退院後の生活の広がりを考えると,必ずしも座って服を着脱できる環境だけではないわけです.例えば,訪問先での羽織っていた上着を脱いでハンガーにかけたり,またはその逆を考えると全ての立って行わなければならない環境に出くわす状況は容易に想像できます.もっと視野を広く持って,生活をよりリアルにイメージしながら,自身の生活行為との対比をしながら考えていく必要があると思った事柄でした.
 

そこで,今回は,実際の脳卒中サバイバーの方が,どのように上着を脱ぎ着しているかという一例を紹介します.様々な方法があるので今後も様々な例を増やしていけると良いなと思います.
   
  

立ちながら服を着脱する

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着る時には運動麻痺がある手から通していくこと,脱ぐ時には運動麻痺の無い側から脱いでいくことには違いありません.

立位で服の操作をする場合には,背中に衣服を回しやすいと言ったメリットがある反面で,衣服がしたに垂れ下がることに対しての対処が必要であったりします.また,既述お通り,転倒のリスクも高かったりしますので,身体能力に合わせて実施することが必要ということは重要です.もし取り組まれる際には,注意し,必要に応じて誰かに見守って頂きながら実施してみましょう.

 

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