理学療法 × ファッションデザイナー =OHK
理学療法士とファッションデザイナーの協業で生まれた,着やすく,着させやすく,動きやすく,そしてファッション的な魅力も備えた洋服,
それが,「OHK(オーク)」です.
脳卒中により身体の半身が動かしにくい方,ご家族の介助が必要な方,年齢を重ね日常生活における動作が行いにくくなっている方,またその周囲の方々の日々の生活がより彩のあるものにとの思いを込めて作られた服です.
服に施された様々な工夫
現場から上がった事に対して,上着,ズボン共に工夫に溢れています.その工夫の一部を紹介してみます.
▶︎上着の工夫:
服を着る時に一番細かい作業は,ボタンを止めることです.ボタンには先端が細くなっている舟形ボタンを採用し,ボタン穴に通りやすいようにしています.服を着る時に引っかかるのは腕や首の部分です.首回り,背中にゴムを使った伸縮性のあるデザインを採用することで,生地が左右方向に伸びやすくなり,服を着たり,脱ぐ時に腕を袖に通しやすく,首回りが伸びやすいので,脱ぐ時は脱ぎやすく,着ている時は襟元がフィットしやすくなっています.脇のアームホールをゴムを使いゆったりめにしており,肘が伸ばしにくい方でも腕を袖に通しやすくなっている構造も特徴の一つです.背中が丸くなっても,背中がめくり上がり横や下着が見えてしまうことを防ぐため,背中に膨らみを持たせています.
▶︎ズボンの工夫:
股上の深いサルエルパンツにすることで,リハビリパンツを着用していてもズボンの膨らみが気になりにくくなっています.ベルト部分にはゴム仕様になっているので,リラックスして着用できる他,ウエスト部分についている紐を使うことで,片手でもズボンを引き上げやすい仕組みになっています.そして,ポケット通常のズボンよりも前についているので,車いすに座っている時でも使いやすくなっています.
オンラインショップにて販売中
動画で紹介したもの以外にも,色々なタイプの服が販売されています.
服として求められるおしゃれに加えて,機能性も兼ね備えたこの服を,是非オンラインストアからご覧ください!
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