今回ご紹介させて頂く動画は,食事場面です.
1つ目は,「ステーキをフォークで押さえて切る」様子です!
麻痺後,最初に麻痺手でナイフとフォーク使った時に撮影されものです.
麻痺手でフォークを使い,ステーキをしっかりと押さえて切り分けていらっしゃいます.
フォークを中指と薬指との間で挟んで把持することで,ナイフの前後の動きにもブレることなく,お肉がしっかり固定されています.
病後初、1人でステーキ切れたから、今日は私のお肉記念日!#CI療法 #今日のやってみた pic.twitter.com/WHhtAUdEoN
— 蒼@脳梗塞垢 (@bluemoon9981) 2018年5月13日
そして,
2つ目は,「パスタを巻き取る」様子です!
フォークでパスタを巻き取る時の受け手として,麻痺手の親指と人差し指,中指を使った三指つまみのようにスプーンをしっかり把持されています.
急遽外食。
わたし、上手くなってる!#今日のやってみた pic.twitter.com/ft7DFL60Ic— 蒼@今日のやってみた (@bluemoon6636) 2019年1月3日
お話をお伺いすると,
「力の入りやすさが変わるので,テーブルの高さによって持ち方も変えている」ということでした.
手を使う目的・環境に合わせて,手の使い方,道具の持ち方を変える-.
生活の中で手を使うことは,手を環境に合わせて使う機会も増えます.
今回の情報からヒントを頂き,考えうることは,
「人差し指」「中指」「薬指」「小指」のうち,どの指の間で把持するのかによって,フォークやスプーンを傾きも変わるので,押さえやすい,支えやすい,力の入れやすい等の調整に繋がるかもしれません.
引き出しとして,様々な持ち方を備えておくことは大事ですね.
生活で手の使用を考えていく上で,非常に示唆に富む実践情報だと思います.
@bluemoon9981 さん,ご協力頂き有難うございます!
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